外洋で行うビッグフィッシュゲーム!…だがその実態はテンプレートにのっとった作業ゲー。
全体的にポイントの高い魚が多いため、クルーザー購入後の主な金策としてもいい。
①はじめに
トローリングは必ず決まったコースを自動周回します。各コースにはそこでしか出現しないレアな魚がおり(外道ばかりの世紀末コースもある)、どのレア魚をメインターゲットにするかでコースを決めます。それ以外の魚は勝手に釣れます。ターゲットとなるのは以下の種類です。
・メカジキ
・シファクティヌス
・ダンクルオステウス
・ヘリコプリオン
同じコース内でターゲットがかかりやすい場所、かかりにくい場所がなんとなく傾向としてあるような気がしないでもないですが、結局どこでもかかってくる可能性はあるので、下手に移動せず自動航行に任せてしまった方がタイムロスが少なくなります。
各コースのイメージは以下の通り。灯台がコースの境目となっていることもある。
(画像工事中)
また、トローリング用ルアーは決められた5種類の中から選択します。この記事では表示順から①(オレンジ)②(ピンク)③(黄色)④(赤紫)⑤(白)と呼びます。
巷では①と⑤にしておけば間違いない、と言われていますが必ずしもそうではありません。魚によって好みの色は異なり、もちろんレア魚が釣れやすい色もあります。めちゃめちゃ検証頑張ったので是非ご覧になってください。
②トローリングのコツ
まず当たり前ですが、目的の魚が出現するコースにしっかり入ること。私は何度かヘリコ狙いで何度か世紀末コースに行ってました。
目的のコースに乗ることができれば、あとは適切なルアーでターゲットを狙うだけです。先にも述べた通り、魚ごとに好みの色があります。当然、好みの色でアピールできればより釣れやすくなります。なお、私の考えとして、トローリングではすべてのルアーにすべての魚がヒットします。そこに魚ごとの好みが追加要素として存在する、というイメージです。
また、タイムロス軽減のため、目的の魚かどうか、魚影をしっかりと見極め、不必要な魚はバラします。トローリングでは1匹釣るのにもかなり時間がかかりますので、すでにSランクを釣っている魚をわざわざ釣る時間がもったいないです。ポイント稼ぎをしたいなどの理由がなければ、バラした方が時間の節約になります。魚影を見極めるポイントは多々ありますが、水しぶきの大きさ(大きい魚ほどしぶきの量が多い)、跳ね方(マグロ、カジキ、バラムツは空中に飛び出してジャンプする、サメ類は頭を突き出すように暴れる、等)、色(カジキ類はよく見るとそれぞれ色が違う)等が挙げられます。それでも難しいことはあるので、迷ったら釣った方がいいです。私は古代魚を何回か間違って逃がしました。リールを巻く段階でアクションせずに青ゲージのMAXまで至らせれば効率よくバラせます。
小技ですがアクションもなるべく速やかに行った方がいいです。トローリングのアクションの流れはWiiリモコンを振る→左右どちらかに傾ける→ヌンチャクでリールを巻く→以下繰り返し というサイクルになりますが、1アクションが終わりそうになったら次のアクションの準備に入る準備をしておき、テンポよくアクションの切り替えをできるようにしておいた方がいいです(例:ヌンチャクのパートが終わりそうになったら画面で切り替わる前にWiiリモコンを振り始める)。トローリングは100mを超えると逃げられてしまいますが、スムーズなアクションを意識的に行ったおかげか強い魚でも90m以上逃げられることはなくなりました。このアクションのサイクルがとにかく虚無なんですけどね、初見さん
③コース別解説
メカジキコース

トゥマンの内湾からさらに外へ出るとこのコースに入る(なおトゥマンの内湾は世紀末コース)。メインターゲットはメカジキ。メカジキ以外にも、コービア、マンボウ、マカジキはこのコースでしか釣れない(世紀末コースはノーカウントで…)。釣れる魚は以下の通り。

割とあっさりSランクが釣れてしまったため母数不足感は否めないが、なんとなく①または④からの選択となることがうかがえる。画像の釣った数とデータのヒット数が合わないのは無視してください

シファクティヌスコース

スプール・アイランド周辺から出港するとこのコースに入る。メインターゲットはシファクティヌス。シファクティヌス以外にもキハダマグロ、バラクーダ、シロカジキ、ハンマーヘッドシャークは並行してSランクを狙いたい。釣れる魚は以下の通りで、計8種類と全コース中最も多い。

⑤に10匹ヒットした段階で⑤染めにシフト。

なんと出現率が10%を超えました!!!試行回数が少ないのはご愛嬌。
魚の好みに合わせたルアーを選ぶだけでヒットする魚の組成は大きく変わる、ということを強く学んだ機会でした。

ホオジロザメコース

ティドゥールから出港してそのままトローリングを始めるとこのコースに入る。メインターゲットはホオジロザメ。釣れる魚は以下の通り。

あっさりSランクが釣れてしまったせいで全然データが採れていません…。でも⑤がいいような気がする。なんとなく。勘。

何の参考にもならない。
ダンクルオステウスコース

スンビラン・アイランドから出港するとこのコースに入る。メインターゲットはダンクルオステウス。トローリングのレア魚の中で断トツで出現率が低い。
そんなダンクルオステウスを私は30匹も釣る羽目になりました。その過程で少しでも効率をよくする方法を見つけてきましたので是非見ていってください…。

検証としてルアーを全色投入したところ500ヒット中6匹しか釣れませんでした。確率にして1.2%(!?)。そんじょそこらのソシャゲがしっぽ巻いて逃げるレベルです。みんな大好き①はヒットすらしていません。数があまりにも少ないため好みのルアーを絞るのが難しいところですが、バラムツホイホイの④を除いた②、③、⑤で検証。

出現率が1.6%に上がったよ!!!やったね!!!(よくない)
1個しか使っていないとはいえ1匹しかヒットしていない⑤はまず除外。②か③か悩ましいところですが、バラムツのかかりにくい③をチョイスすることにしました。

なんと3%まで出現率が上がりました(;;)当初の2倍以上に釣れやすくなっています!
このあたりでようやくダンクルオステウスのSランクをゲット。総勢1462匹もの魚をヒットさせることとなりました(計上外の魚もいるので本当はもっと多い)。

②③⑤バージョンもこちらに。

というわけで、ダンクルオステウスを狙うなら③のルアーを使いましょう!!!
ヘリコプリオンコース

ペナンカパン島のカジキの背びれ先端にあたる部分とスンビラン・アイランドのちょうど真ん中あたりを周回するコース。北上が甘いとテンパレートゾーンに入ってしまったり、東側に寄っているとバラムツ、クロマグロ、オヒョウしか出現しない世紀末コースに入る。明確な目印がないのが優しくない仕様であるが、ミズダコが釣れればちゃんとコースに乗っている目安となる。釣れる魚は以下の通り。オヒョウ、ミズダコも一緒にSランクを狙うといい。オヒョウとヘリコプリオンは魚影がとても似ているため、何回かオヒョウと間違えてヘリコプリオンをバラしたことがある。
複数のセーブデータからなる合体データなので注意。まだ検証中の段階であるが、③染めでいい感じの経過が出ている。

⑤まとめ
トローリングで狙った魚を釣るために重要なことのまとめです。
・ターゲットが釣れるコースにしっかり乗る
・ターゲットごとに適切な色のルアーを使う
・魚影の見極めはしっかりと、不要な魚はバラす
・アクションはテンポよく
トローリング対象魚のSランク集めはなかなか大変ですが、少しでも効率アップの手助けになれば幸いです。
最後に皆様が一番知りたいことをまとめます。
シファクティヌス →⑤(白)
ダンクルオステウス→③(黄色)
ヘリコプリオン →③(黄色)