ポコモン中立進化説

徒然なるままに

ムシバトルにおけるいろんな考え方について

 最近対戦機会が増えて嬉々としている僕ですが、つよいカード使ってるくせに戦績が振るわないので、次に活かす為ムシバトルについていろいろ考えたことをまとめておきます。

 

シモフリの役割

 シモフリは「たいりょくの多い相手に超ダメージ」という効果が注目されやすいです。実際僕もそうでした。しかし本当に重要なのは「どの手で勝っても発動すること」ではないのか?と思っています。195に調整したところで、テクニックゴリラチームにシモフリをつかわれるとかなりいいダメージをいれられてしまいます。しかも、どの手で勝ってもいいので速攻性が極めて高く、気づけば195調整したのにシモフリが決定打となっていた、なんてことがあると思います。仮にこうげき中心のチームでもテイオウゼミがいると安定するように、どんなチームにも単純な追撃要因は必要だと最近強く感じている(実際、先日紹介したマジンパラワンデッキは②の方が使いやすかった。)ので、「運が良ければ強烈な一撃、でなくともそれなりのダメージを手軽に入れられるおたすけ」として、シモフリが優秀なのだなと思います。とすると、シモフリが汎用性のオニであることは明々白々ですね。多くの大会で禁止になることもうなずけます。

 

ゲージバトルの重要性

 自分がパーフェクトだと こうげき×0.36 ダメージですが、仮に相手に防御パーフェクトをとられると こうげき×0.15 となります。つまり2分の1以上のダメージ減少となってしまうのです。先日もゲージが勝負の分かれ目となっていた試合が大変多かったので、思っている以上にゲージバトルは重要な気がします。一発目でパーフェクトだしてマウントをとっていこう

 

勝つためのじゃんけんの思考回路

 ムシキングはじゃんけんだから運ゲー、なんて思っている人も多いかもしれませんが、必殺わざやおたすけわざが絡んだ読みあいが発生します。その読みあいにおいて、人によって結構クセが出るものです(たとえばぼくは同じ手を連続で出したがる)。

 クセを見抜くためにどうすればよいのか、いろいろあると思いますが、例えば1年生の子が言っていたのは「一つの手を強化して、そこに注意をひきつけ出す手を誘導する」というものです。具体的に言うと、自分のチームのチョキが必殺わざで、かつテクニック特化だと、相手からするとパーは出しにくいですよね。となればグーが安定択になります。つまりグーをじゃんじゃん出せば勝てるか、といえばそうではなく、そこを考慮した相手がどう動いてくるのかを見極めることで、自分の立ち回りを決めていくことに意味があるのかなと。1ラウンド目をあえて捨ててプランを決め、2ラウンド目からプランに沿った動きを忠実にこなしていくという戦術も出てきそうです。そうなるとやはり様子を見るためにたいりょくを上げるのは重要だと思います。ゴリラには関係のない話だろうけどね。

 

封じ発動後の立ち回り

 必殺封じおよびじゃんけん封じが発動した後は、圧倒的有利なじゃんけんができます。たいていはあいこで終わりますが、それでアドはとったことになるのか?という疑問が残ります。例えば、自分がピンチで、相手の方が攻撃力が高いとあいこが致命傷になりかねません。封じた手と、相手と自分のすくみによっては積極的に勝ちを狙いに行ってもよいと思います。先日実験的に攻めた手を出してみましたが、勝てることは多かったです。でも、状況によってはあいこの方がアドになったり、勝ちに行くことを読まれてじゃんけんに負けたりもします。どんな時でも戦闘状況をしっかり見ておき、いざ封じが発動した後どう立ち回るかをちゃんと決めておくべきですね。あいこの後のカウントダウン短いし。

 

チームの組み方について

 たとえば、あと1枠を次の2匹で迷っているとします。

オオカマキリ グー あいこの後勝つとじゃんけん封じ 25-25-10 係数0.15

②ミイデラゴミムシ グー パーで勝つと追撃 15-35-0 係数0.25

 あなたならどちらをチームに入れますか?もしこうげきに寄せたチームを作っているなら、おそらく①の方が追撃+封じた後のあいこのダメージが②の追撃よりも大きなダメージが出ます。テクニックに寄せたチームであれば、②の追撃の方が①の追撃+あいこよりもダメージが出て、なおかつこうげきを底上げし最低限のチームバランスを保つことが可能になります。でもこれはあくまで紙の上での計算に過ぎないので、実際に対戦して試して選択するのがやっぱりいいかなと思ってしまいます。とはいえ新しくデッキを組むときはこういった考えを持つことも重要だと思います。初期案から修正していって自慢のつよいデッキを組みましょう。ポケモンの構築と似てますね。

 

 こういう備忘録をつけておくと後で役立ちそうだなーって。